干物専門店が営む美味しい魚料理とかけ流しの宿・魚判、そして蛍の舞[鎌倉・湯河原2]

干物専門店が営む美味しい魚料理とかけ流しの宿・魚判、そして蛍の舞[鎌倉・湯河原2]

湯河原駅に到着し、タクシーで宿泊予定の宿、「魚判(うおはん)」に。

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露天風呂付客室がある宿に泊まりたかったので、こちらの魚判さんにお世話になりました。
この日から開催される「蛍の宴」の会場万葉公園に近かったのもポイントです。一人でぷらっと行くのであれば、別に露天風呂付客室にこだわらないんですけどね。

昔ながらの旅館という趣で、内装も本当に昔からの造りで建て増していった感じ。
色々古い部分はありましたが、掃除はちゃんとしてあるようでした。

何気に空気清浄機までおいてあったり、バスタオルが2枚用意してあったり、嬉しいところです。
洗面所の左に内風呂があり、洗面所から庭に出るところに露天風呂があります。
露天風呂に洗い場はないので、内風呂で身体を洗ってそのまま庭に出て温泉に。

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露天風呂ですが、二人一緒に入っても十分な広さがあります。
温度は44度と少し高め。朝は43度になってました。もちろん、源泉かけ流しの、塩素など使われていない温泉でございますヽ(・∀・ )ノ
庭の先は崖になっていて、見上げると遥か高いところまで木が繁っておりました。

宿で一息ついてから、早速どぼーん。( ´ー`)フゥー...極楽だわー!
ホント、温泉って気持ちいい~。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物だったかな。なめても特に味はしない感じ。phが8前後くらいだったので、弱アルカリ性ですかね。無色透明で、お湯はちょっと土っぽいにおいがします。

温泉好きなくせに、基本が健康体なので、特に何か感じるわけではないことが多いのですが、母曰く「いつもより身体がポカポカした」とか「身体が柔らかくなった」って言ってました。
温泉の効果はあるようです。

その後はお待ちかねの夕食~。ここは旅館の隣で干物屋さんを営んでいるようなので、お魚の料理は期待できます((o(´∀`)o))

まずはお酒。3つ飲み比べセットがあったので、〆張、酔鯨、緑川を頼みました。緑川があるとは、いいですな!母も緑川が気に入ったみたいだったので、その後は一合頼みました。

お食事はコチラ↓

ボリュームたっぷりの旅館のご飯。いつも最後は、く……苦しい……となるのですが、こちらもお腹いっぱいになりました。配膳のタイミングも、早すぎず遅すぎずでよかったです。
伊豆の方の宿に行くと、金目の煮つけが1人に丸ごと一匹出されたりして、他のご飯もあるのに、どーするんだこれ……(;´・ω・)、みたいなこともあるのですが、切り身でよかったー。
お魚尽くしで美味しかったです。ごちそうさまでした(*´▽`*)

夕食が終わると8時少し前になっていたので、万葉公園で催されている「蛍の宴」へ。
宿から歩いてすぐのところにあります。

夜の湯河原
夜の湯河原

公園の対面にあるコンビニに書かれてあった「この先コンビニはありません」の表示を見て、親が笑ってました。「この先ガソリンスタンドはありません」みたいな感じですね。

公園に着くと、入り口にはテーブルと椅子があって、食べ物やビールが売っていて、その横の建物の中では、花菖蒲展が開催されていました。
花菖蒲とあやめの見分け方、ここで初めて知りました。
花びらの中央の部分に黄色い線が入っているのが花菖蒲で、その部分が格子状になっているのがアヤメだそうです。
格子状……アヤメ……綾、なるほど!覚えやすいですね。

花菖蒲をめでてから、蛍会場の方へ。こちらは毎年蛍の幼虫を放流しているそうですが、近くの川では天然の蛍もいるそうです。
公園の奥の方に会場があるようで、坂や階段をえっちらえっちら登ります。今日は階段をよく上る日です。(次の日微妙な筋肉痛になりました)

会場自体は、さほど広くないエリアでしたが、見えました!ふわりと木の陰にいくつもの蛍の光が。
数匹戯れるように宙を舞っていたり、ふんわりと一人で光っていたりと、夜闇に綺麗なものです。
なんといっても去年初めて志賀高原で蛍を見た時は、初めてのこともあってめちゃくちゃ感動しましたが、今回は興奮というより「あー、いいなぁ~こういうの」と、のんびりゆっくり蛍を楽しみました。
ふわっと、光が飛ぶんですよね。あれは何度見てもいいものです。
ちょうど今が万葉公園の蛍は見ごろなので、お近くの方などはぜひ。

満足して帰って再びお風呂に浸かって、おやすみなさーい。
そして翌日の朝ご飯。
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朝ごはんの干物が「あじ」「えぼだい」「かます」から選べたので、かますにしてみたのですが。
しまった。えぼだいにしておけばよかった。←朝は小食

朝ごはんからお腹いっぱいです。蓋の器の中はがんもどきでした。
母は、漬物や佃煮でご飯が進むようで、おかわりしてました(;・∀・)

朝食後休憩してから、最後にまたお風呂に入り満喫し、帰路につきました。
行きはタクシーでしたが、帰りは時間に余裕があったので、バスにしました。宿の目の前の道をそこそこの本数で走ってますので、バスでも十分でしたね。

旅館に着いた時に「温泉は着いた時と、ご飯の後と、朝の3回は入るよ」と、温泉に慣れていない親に言ったら「えー面倒くさい」と言っていましたが、親しっかり3回入ってましたw
とてもリラックスできたらしく、喜んでもらえたようでよかったです。

次は奥湯河原も気になりますので、そちらにも行ってみたいと思っています。
東京から近いですし、プチ休暇に湯河原はおすすめですよ。

前の記事:鎌倉の王道観光ルートを歩く[鎌倉・湯河原1]

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