ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が初来日しました!ルノワールといえば、この絵が出てくるくらいの有名な絵です。屋外のダンスホール(というか見た目は広場か道路)でたくさんの人々が踊っている、あの絵です。
こんにちは!今日は蒸し暑くて、夏を思い知らされたmariです。
今日は六本木の国立新美術館で開催中の、ルノワール展に行ってきました。
ルノワールといえば、絵画のことを知らない人でも「印象派の人」くらいはご存じなことでしょう。
私は学生時代に西洋美術の授業をいくつか取っていましたが、はるか遠い記憶なので、そこのあたりの知識は普通の人と全く同程度でございます(;・∀・)
ま……とにかく、色々絵画を勉強してから見るのも楽しいですが、先入観を持たずに見て、心が感じたことを楽しんでもいいのです。
今回はルノワールを含め100枚以上の絵が展示されていました。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」以外にも、見たことがあるルノワールの有名な絵がいくつも。こんなに有名どころをまとめて日本に貸し出してしまって、オルセー美術館は寂しくならないのか!?と思うくらい。
今回展示されていた有名な絵の一部をご紹介。
大勢の人がダンスホールで、賑やかに様々な表情で踊っています。人々に落ちかかる木漏れ日の表現がいいですよね。
こちらの絵、日本初公開ということで、すぐ目の前で見られてよかったです。(*´ω`)
かなり大きな絵で、実際このデカさのカンバスを外に持って行って書くことはできなかったので、外では小さいカンバスで描いたのを元にしたそうです。
ほぼ同時期に描かれた二つの作品。
二つを並べてみると、「田舎のダンス」は木綿の花柄のドレスや手袋が野暮ったさを、「都会のダンス」は女性のシルクのドレスと男性のスーツが洗練された雰囲気を見せています。
「田舎のダンス」の女性モデルのアリンヌは、ルノワールの生涯の伴侶となった女性です。「都会のダンス」のモデルはヴァラドンといい、この絵を描いたすぐ後にこの女性は子供を産んでいますが、その父親はもしかしてルノワールかも?といった説も。
写真ではわかりづらいですが、この「田舎のダンス」の女性の表情がにこやかで、とっても良かったのです。ルノワールの愛情が込められていたのかもですね。
全体的に明るい色彩で描かれていて、他のルノワールの作品より綺麗でやわらかな感じがします。
ルノワール自身は後日この絵に対して「手を入れすぎた」と言っていたそうですが、私はこのくらい綺麗なのも好きだな(*’ω’*)
ほかにも、ゴッホの作品も何点かあったりして、とても見ごたえのある展覧会でした。
土曜日の午後だけあって、ものすごい人がいっぱいだったけど、これだけすごい絵が来たら、そりゃみんな見に来ますよね。
期間は8/22(月)までと、まだ期間はありますから、皆さんもたまには芸術鑑賞などいかがでしょうか?
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