王子稲荷神社で願掛けの石チャレンジと、東京十社の王子神社、他

王子稲荷神社で願掛けの石チャレンジと、東京十社の王子神社、他

日曜日にふらりと、豊川稲荷東京別院と王子神社、王子稲荷神社を巡ってきました。
王子神社は東京十社の一つ、王子稲荷神社は東国三十三国稲荷総司と言われており、今でいう東日本のお稲荷さんのトップと言ったところでしょうか。
こちらのお稲荷さんは社殿に見合わぬとっても強い力を持っていて、なおかつ底抜けに明るいお稲荷さんだということで、そんな楽しいお稲荷さんならぜひ会いにいかねばと行ってきました。

最近黒ニンニクを食べ始めているmariです、こんにちは!疲労回復、アンチエイジング、免疫力upなどに効果があるということで、毎日一粒摂っていますが、結構いいお値段ですよね(;´Д`)

豊川稲荷東京別院

まずは豊川稲荷東京別院に行ってきました。(豊川稲荷は詳しくはこちらで紹介しています。

さすがに日曜日の昼近くは、参拝客でにぎわっています。
到着した時に、本殿の中でご祈祷が始まっていたので、中に上がってご利益をおすそ分けしたいただきました。中に入ったら、多くの人が座っていてびっくりしました。平日朝とは全然違います。

お坊さんが蛇腹のお経を上から下にさらさらと落としているのが相変わらず面白いです。昔遊んだおもちゃ、スリンキーを彷彿とさせます。
ご祈祷の途中でお坊さんが般若心経を唱えていたのですが、今まで聞く般若心経の中でも最高速でした。早口言葉の域でした。そんなに早口で唱えたりもするんですね。

それも驚いたのですが、もう一つ驚いたのが……。
護摩祈祷の参拝者が祈祷中に名前を読み上げられた時や、外に座っている人たちがお賽銭を入れた後に、
パンパンと、手をたたくのです。
Σ(゚д゚) エッ!? ここはお寺だし、ダキニ様は仏教の神様では……。結構な人が二拍手してました。

熱心な参拝客もいるようで、外にある香炉の前や、奥の院の中で大きな声で「○○のおかげで××できました。感謝しております。ありがとうございます」と言っている人もいました。
ちょっとびっくりするけど、その信仰心はすごいですね。

大岡廟

おみくじを引いてみたら、吉でした(狂喜乱舞!)
やった!?最近連続で引きまくっていた末吉の連続を卒業できた!?
で、おみくじの横に順番が書いてあったのですが、ここは大吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶ということらしく。こちらのおみくじは、小吉が上なんですね!
って……前来た時は、小吉だったような……orz
ただ、書かれていることは、前回小吉の時より断然いいんですよね……。

ベンチでお稲荷さんを食べている人がいたので、私も~!と、境内の中にあるお店で購入しました。

昔ながらのいなりずし 3個330円

一番右のお店で、かなりご高齢の女性が店の前に立って売っていらっしゃいました。
「御稲荷さん、まだ温かいわよ。今日はね、お店開くのが30分遅れちゃったの」
と、にこにこ。
分かります!以前このお店に開店少し後に行った時、あと30分くらいできませんって言われましたからw
「最近は、キムタクが紹介してくれたから、買う人が多いのよ」
とのこと。へー、最近そんなことがあったんですね!(←うちにTVがないもので……)
今日豊川稲荷が賑わっていたのは、日曜というだけではなく、何かの番組で取り上げられたから、ということもあるのかもしれません。

いただきまーす!

甘めのお稲荷さん。やっぱりお稲荷さんは甘くないとですよね(´∀`)
3つかー、そんな大きくはないけど、でも3つも食べられるかな~?と思っていたら、ペロッと食べてしまいました。

本当に癒されるいい空間です。また近々伺います。(*´Д`)

王子神社

その後はお次の王子神社へ移動。赤坂見附から南北線かぁ……外歩くのも暑いし、一駅乗って乗り換えかなぁ……と思っていたら、地下で南北線の永田町に行くことができました。地下でつながっているのはいいですよね。510mとか書かれていましたが……。

王子駅に到着

王子神社や王子稲荷に行くには北口ではなく、反対側からです。

王子神社は王子駅のすぐ近くなのですが……なんとなく高低差に迷いましたw

王子神社

由緒書き(クリックで拡大します)

創建は不明とあるので、こちらもかなり古い神様なのでしょう。
桜井識子さんの話だと、こちらの神様は熊野のほうからやってきたということです。本殿の前よりも、横の駐車場のあたりが熊野の香りがするそうです。私はもちろん、その差に気づきませんでしたが……。
隣の広場では、ボーイスカウトの子供たちが元気に走り回ってました。
神社の中に遊べる広場があったりするのもいいですよね。子供たちの元気なパワーと神社のパワーで、自分まで元気になれる気がします(´∀`)

敷地の端には、髪の毛の神様が祀られています。

関神社
由緒

ご祭神は蝉丸公(神霊)逆髪姫(神霊)古屋美女(神霊)ということで、百人一首に出てきたあの蝉丸が神様なんですね。驚きました。蝉丸のお姉さんの逆髪姫が逆毛で悩んでいるところ、蝉丸がカツラを考案して古屋美女に作らせたのだとか。また、蝉丸は和歌がうまかったので「音曲諸芸術の神」でもあるんだそうです。
折角なので、髪に関するお願いをしてきました(∩´∀`)∩

王子稲荷神社

それから、王子稲荷神社に。


王子稲荷神社の中に幼稚園があるので、幼稚園が休みの土日以外こちらは締まっています。訪れたのは日曜日だったので、正面から入ることができました。平日は、もう一つの横の入り口から入ることになると思います。

境内の中に幼稚園

神社の敷地は広くないのですが、拝殿は立派です。
こちらの拝殿は靴を脱いで中まで上がることができますので、より神様と近くでご挨拶することができます。

桜井識子さんをしてずっといたいと言わしめるくらいの、とても良い気に満ちた神社で、こちらのお稲荷さんは、底抜けに明るい江戸っ子気質なお稲荷さんなのだそうです。

この拝殿の横に鳥居があって、その先に本宮があります。ここからまた一段、気がよくなっているそうです。

拝殿右の鳥居


なんとなく、裏庭に入っていくような雰囲気です。緑いっぱい……言い方を変えると、草が生い茂っています。
本宮の右側に鳥居が並んでいて、こちらからはまた更にいい気が満ちているんだそうです。
ですがそういったことが全く分からない私には、いい気というより、蜘蛛の巣がところどころにあったりして、ちょっと怖かったです……(;・∀・)

赤い鳥居が続くその先には、三つのお稲荷さんの摂末社と、願掛けの石があります。


この願掛けの石の左には階段があって、狐の穴跡と言われる場所に行くことができます。

狐の穴跡

なんとなくひんやりした空気。ご挨拶だけしておりました。

それからきちんと本宮でご挨拶をし……ようとしたら、蚊が寄ってきて、落ち着いて挨拶することができませんでした。( ;∀;)
おまけに、虫除けをつけてなかった顔を食われました(T_T) 女性の顔を狙うなんてひどい……(ノД`)シクシク

これは無理ーー!
挨拶もほどほどに、願懸けの石に行きました。
こちらの願懸けの石は、お願い事をしながら持ち上げ、その石が思ったより軽かったら願い事はかないやすく、石が思ったより重かったら、願い事は叶い辛いということになります。

この石を試した方々のブログなどを読ませてもらう限り、本当に願い事によって重さが変わるみたいです。
私もさっそく~!(`・ω・´)
と思ったのですが……、予想してたのよりも石が大きくて、
うわ……こんなの、絶対重いじゃん、持ち上がるはずがない……。と、願をかける前に心が萎えそうになります。

どどーん!と鎮座まします願掛けの石

それでも取りあえずはやってみようと、二拍手して、誰もいなかったので声に出してお願い事をし(考えていた願いごとは二つあって、一瞬迷ったものの、大きい方の野望を言いましたw)、石の前に立ちます。石が置かれている台座が大きくて、足を踏ん張って持ち上げるのが難しく、台座の前面に身体を預けるようにして、石の両端を両手で掴もうとした時……。

掴む前に軽く石を押したのですが、その時石が思ったより軽く動いたのです。

あれっ!?軽い?もしかしたら持ち上がる??
いやいや、そう見せかけておいて、いざ持ち上げてみたらものすごい重くて、持ち上がらなかったとかいうこともありうる……。油断してはいけないと自分に言い聞かせ、両手を石にかけて、
いっせいの……

せっ!!!
すると……軽々と……というほどではありませんでしたが、意外とすんなりと石は持ち上がりました。肘をまげてひょいっと持てたので、自分でもびっくり( ゚Д゚)

まままままさか…願いが叶うとか!?!?
かなり無謀なお願いだったのですが……。
本当に叶ったら……すごいなぁ(ノ´∀`*)

王子稲荷のお稲荷様にエールをもらった私は、ご機嫌で神社を後にして、駅まで戻る帰り道。
こんなお店を発見しました。

お店は閉まっていたのですが、野菜たっぷりの美味しそうなお弁当に写真にひかれました。
700円と値段も安くはないですが、こういうの食べたみたいなぁ(*´Д`)

ぷらぷらと楽しい東京散歩でした。
近々、今度は鎌倉方面にも行ってみたいと思っています(´∀`)

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