参拝者が引きも切らない、五色の龍がいる神社【田無神社】

参拝者が引きも切らない、五色の龍がいる神社【田無神社】

田無神社は鎌倉時代に創建された神社で、龍神を祀っていることで有名です。境内には龍がたくさん見かけられますが、主祭神は大国主命なんだそうです。今回はこちらの神社に行ってきました。

最近神社に行った後は決まって眠たくなってしまうmariです、こんにちは!皆さんもそんな風になることはありませんか?
さて、前々から気になっていた田無神社に行くことができたので、そちらのことを書いていきます。

田無神社は西武新宿線の田無駅から歩いて6分くらいのところにあります。
たまたま来た電車が急行で、田無にも停まると分かったので飛び乗りましたが、急行だとさっくりと田無に着きます。
田無駅から線路沿いに数分歩き、信号のある少し大きな道にぶつかったところを左折してしばらく行くと、左側に総持寺が見えてきて、田無神社は通りを挟んでその右側に入り口があります。

田無神社 一の鳥居

例大祭は10月に行われるようで、左右に大きな看板が立っていました。
ちなみにこの鳥居をくぐってすぐ右側に、赤い龍が祀られています。

参道

街の中にある、少し賑やかな神社という風情です。

二の鳥居

開かれた神社、って書いてありますw
でも確かにこの神社、そう掲げるだけある神社でした。

道祖神の縁結び

おみくじではなくて、色とりどりの紐が結ばれていました。
よく見たら、鳩がちょっこり座っています。

参道の左側には、白龍が祀られていました。

青龍
お手水
拝殿前の広場

拝殿前の広場には、見るものが色々とあって、小さなお祭りに出かけているような気分になります。

境内にはカフェの売店などもありました。

おみくじコーナー

まさにコーナーと呼ぶべきところで、普通のおみくじのほかに、傘のおみくじや、鯛釣りのおみくじ、その若にもいろんな種類のおみくじがありました。
ちなみに、おみくじコーナーの後ろに展示されている絵馬は、著名人が書いたものらしいです。

鯛のおみくじ

鯛を釣り上げるおみくじは、たまーに見かけますが、田無神社では……。

龍のおみくじ

五色の龍のおみくじがありました!
かわいい~!赤い龍を一つ選びました。来るたびに一つずつ買って五色揃えて飾りたいです。
ちなみにこういった焼き物に入ったおみくじって500円くらいで売っているところが多いのですが、ここは300円と優しい初穂料でした。

普通のおみくじには、〇龍をお参りしなさいと書いてあるんだそうで、それを引いた知人は、境内の赤い龍を探してうろうろしていました。

烏骨鶏を飼育しています
うこちゃん

うこちゃんの横には……

子育て犬

木でできた親犬は優しい表情をしています。

拝殿と、左の御神木。

御神木の横の境内案内図
拝殿

お参りをしようとしたら、ちょうど祈祷中でした。

嶋村俊表作の見事な彫刻

左右の綱には鈴がたくさんくっつていて、揺らすとしゃらしゃらと気持ちよい音を立てます。

拝殿でごあいさつした後、他の摂末社にもご挨拶。
拝殿の左横には、少彦名の神様がいらっしゃいました。
子育て犬の近くには、津島神社が。

津島神社

拝殿の右側には、土俵があります。

大鵬の土俵

土俵の後ろには、お稲荷様やえびす様大黒様などがいらっしゃいます。

大黒様と恵比寿様

木の大黒様と恵比寿様は、撫でることができます。
私も有り難く撫でさせてもらって、ご利益を頂戴いたしました。

青龍と楠木正成公の像

楠木正成港の像と書かれていないとわからない形でしたが、これは楠木正成の子孫が田無神社の分社を護った経緯から、田無神社に楠木正成の像が建てられ、兵士たちが戦に赴く際にこの像を削ってお守りにしたため、このように削られた姿になっているんだそうです。
また、この右横には日露戦争の碑が立っていました。

別の鳥居の横には、こんな大きな龍の像がありました。

龍の石像

頭と玉の部分だけ、よく撫でられて黒光りしています。

御朱印も忘れずに。

御朱印と御朱印帳

書き置きの御朱印はカラフルで、秋限定の御朱印というのもありました。(真ん中)
書き置きも普通の御朱印も300円で、東京にしては優しいお値段です。
御朱印を書いてもらった人も、とても物腰柔らかい人でした。
この御朱印を書いてもらう向かいには、お守りなどが沢山売っていて、かわいいものから、五色の龍がゴレンジャー化している絵馬などあって、なかなか斬新でしたw

何となく一通り見て、知人との待ち合わせのため、境内のベンチに座って拝殿を眺めていました。この神社ベンチがたくさんあって、のんびりできるところがまたいいです。

かわいい狛犬

入り口にはもっと立派な狛犬がいたのですが、広場にいた狛犬はとってもかわいくて、写真を撮りまくりました。

そんなに大きくない神社ですが、訪れる人は少なくありません。
境内を眺めていたら、また別の御祈祷が始まりました。さっき終わったばかりなのに、神職さんもなかなか大変です。
そう思っていたら、今度は着物を着たかわいい男の子と女の子親に手を引かれてやってきて、どうやら七五三のようでした。七五三ってもう少し後の季節のような気がしますが、もう七五三ってやるんですね。
御祈祷に加えて、七五三まで見られてこれはありがたいなぁ……と思っていたら、七五三の子供たちが去ってしばらくしたら、小さな赤ちゃんを連れた人がお宮参りをしていました。
そして上を見上げれば、クロアゲハがひらひらと空を舞っています。
ありとあらゆる手段を使って、田無神社の神様は訪れた人たちを歓迎してくれているようでした。

龍が祀られているというけれど、とてもほっこりした気分になれる神社です。優しい神様がいるのかもしれません。不思議とリラックスできます。
そんなに広くないけれど、ゆっくり座れる場所もあるし、烏骨鶏もいるし、他にもいろいろ見る場所があって、楽しい神社です。参拝者が引きも切らないのは納得です。
そのうちまた行って、龍のおみくじをコンプリートしたいと思います。

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