劇団四季のミュージカルの、有名な曲を集めたSONG&DANCE!四季のミュージカルをある程度見ている人には、美味しいところが集まっているので見ていて楽しいミュージカルです。
今回のSONG&DANCEは大人気だったようで、四季の劇場でやってる公演はチケットが取れず、全国ツアーになってからようやくチケットが取れたので見てきました(*´∀`)
四季を初めて見たのがもう約30年前だと気づいて、計算しなければよかったと後悔しているmariです、こんにちは!
あらかじめ書いておきますが、四季のミュージカルに関しては、四季は好きですが熱烈なファンではありません。年に数回見に行くくらいで、しかも私はダンスが好きなので、ストレートプレイは見ていないです……すみません。そんな目線で書いているよということを、理解していただければと(´Д`)
目黒のパーシモンホールでの公演で、今回のキャストはこちら!
ジーニー役してる瀧山さんがいる(・∀・) ってことは、アラジンのナンバーが絶対出るね!
最初に四季のパンフをもらったのですが……キャスト表の紙は入っていたけど、何を歌うのかのナンバーが書いてある紙が入ってない……(´・ω・`) あれ?今までは入っていたような気がするんだけれども。
さて、今回はどんなナンバー歌うのかな+(0゚・∀・) + ワクテカ +
ソングアンドダンスは他の四季のミュージカルと違い、舞台装置や衣装がシンプルで、本当に歌と踊りで観客を魅了するわけですが、実はこれ、たとえばアラジンの舞台でしかジーニーの衣装は使ってはいけないという契約上の縛りがあるから使えないのだそうです。なるほどねー。
そして始まったソングアンドダンス!
オープニングのダンスがめっっっっちゃカッコいい!!!!(*´∀`)
うまい、四季のダンサーのレベルが最近また上がってますね。身体の使い方とか、むちゃくちゃカッコいい!!!
見てて鳥肌が立ちました。
しかも女の人も背の高い人が多いから、踊っていてすごい見栄えがします。やっぱり最近はやりのヒップホップとかアニメーションより、こういうダンスが好きです。私にとってのダンスって、+αのセクシーさが必要不可欠な要素なのです。カッコよさは他のダンスにもあるけれど、+αの部分を感じるのはジャズかなって。
男の人もみんな上手い。すごい。20年前とか(そこまでさかのぼらなくても)、昔から上手い女の人ってそこそこいたけど男の人って少なかったのに、今はどうですか。これもダンス人口が増えたおかげですね。
最初はすごいテンションが上がったのですが、1部の歌の方はほとんど分かりませんでした(*´Д`)
半分くらいは見た(はずの)ミュージカルだったので、「なんかこれ聞いたことあるかも?」とは思うものの、どのミュージカルだかわからないみたいな……(;´Д`)
おかしい……ウエストサイドもコーラスラインも、ライオンキングもリトルマーメイドも、ウィキッドもクレイジー・フォー・ユーも見たはずなのに。
そして幕間。
まだジーニーのナンバーとか出てきてないなぁ……(´ω`)‥
なんて思っていたら、ちらりと周りから「いよいよだね」みたいな声が聞こえてきました。ってことはジーニーくる……?
そういえば、オペラ座の怪人もやるのかなぁ?やるならもしかして、瀧山さんのファントムなんてものが聴けるのだろうか?それはぜひ聴いてみたい。
そして始まった2部。
いきなり先ほどまでと明らかにテンションが違う瀧山さんが登場。
これはキタ!
と思ったら、観客をいじりはじめる瀧山さん。
途端に盛り上がる会場。ジーニーが出てくるだけで会場の雰囲気が変わります。
驚いたのは瀧山さんが、
「アラジンを見たことある人!?」
と聞いたら、体感9割くらいの会場の人が手を挙げてたこと。( ゚Д゚)ヒョエー
もちろん私も元気よく両手を挙げました。
特にソングアンドダンスを見に来るような人は、四季のミュージカルが初めてではない人が大半だろうとはいえ、しかしすごい。ほぼみんなアラジンを見ているとはw
私も三回見に行きましたが、まだ行きたいです。
アラジンは誰が見ても楽しめると思うので、ミュージカル初心者の方にもおススメできると思います。
後半は私も知ってる曲ばかりで楽しめました。(´∀`)
というか、まれにみる出血大サービスナンバーだったような。
キャッツの曲が流れてきて、当然キャッツは何か出るだろうと思っていたから、さて、何の歌だろうと思っていたら、女の人が一人出てきました。
その出方が、ちょっと足を引きずるような感じで、よろよろっと出てきたので、
グリザベラ……? ( ゚д゚)ハッ! まさか「メモリー」を歌ってくれるのでは!
と思ったら案の定、メモリーでした。
メモリーは本当に名曲ですね。ただ、誰かがメモリーを歌っていると、私の脳内で志村幸美さんのメモリーが自動再生されるので……どうしても比べちゃうというか。(´ω`)
あれ以上のメモリーを聞いてみたいです。あの優しく澄んだ、心に染み入るような声。
メモリーの他にもキャッツのナンバーがいくつか出てきて、気前いいな~なんて思っていたら、ひょこっとマジック猫のミストフェリーズが登場。
( ゚д゚)ハッ! ままままさか、アレをやってくるのか……!?
と思ったら徐にやってくれました!ミストフェリーズ最大の見せ場!ぐりんぐりんピルエットするよ!
( ゚Д゚)ウヒョー メモリーといいミストフェリーズのこのダンスと言い、この二つがキャッツ最大の見せ場でしょ!いいの!?そんなに一挙放出して!?嬉しいけど!
なんて興奮していたら、そのまますぐにオペラ座の怪人に突入。しかもこの前奏からして、オペラ座の怪人で一番有名な曲!
私のテンションはクライマクックス。
しかも出てきたのが、瀧山ファントム!やった、歌聴ける!
瀧山さんの低い声でのファントムもちょっと艶があっていいです。
ただ……いろいろ隠れたり姿を現しながら歌っていたのですが……。
?ファントム変わってる?瀧山さんじゃないような??いい声はいい声だけれども。
と思ってたら、どうもファントムは二人で歌っていたみたい?(席がほぼ一番後ろだったから、良く見えない)
調べたら飯田洋輔さんはファントム役やったことがあるようです。それでかな。
クリスティーヌの歌を歌っていた人が、ソプラノではない感じだったので「最後大丈夫かな?」と思っていたら、やっぱり最後はちょっと声が出てなかったです。うん。あれはやっぱり高域出る人でないと苦しいのでは……。
とかなんか、余計な心配しながら見てたりしましたが、今回のソングアンドダンスはとっても楽しかったです。私にとっては、いつもより名場面が多かったです(*´∀`)
ちなみに、私の中で一番記憶に残っているソングアンドダンスのシーンは、55ステップスの坂田加奈子さんが男性ダンサーを引き連れて、ほの暗い舞台の中、ライトを浴びて踊る姿です。パガニーニの曲と合っていて、すごーーーくカッコよかった。ああいうのもう一度見たいなぁ。
ソングアンドダンス65は、来月もう一回行くので楽しみです!
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