ここから始まった！仙石原にあるご飯の美味しい温泉宿【ホテル花月園】

私が温泉に行き始めたきっかけとなったのが、箱根の奥の方にある「ホテル花月園」という宿です。
ここのホテル、一見ごく普通のホテルに見えます。
確かに、普通のホテルかもしれません。ですが私は結構好きなホテルですので、ご紹介いたします。

ちょこっとバタバタしてたmraiです、こんにちは！(つд⊂)
ブログでも書くことはあるのに、なかなか消化しきれずに……(；・∀・)

さて、今回取り上げる「ホテル花月園」ですが、数少ない私がリピートしているホテルです。
箱根なので車で行くには近いし、値段もそこそこ安いし、ご飯もちょっとおいしいし、お風呂は家族風呂が源泉掛け流しということで、ちょこちょこ行くにはなかなかいい条件なのです。

そこまで予算ないけど、ちょっと温泉に行きたい～という時に、「じゃあ、あそこに行く？」みたいな感じに。
ただ最初に言っておきますが、施設は古いですので、ピッカピカな宿じゃないとやだという人にはお勧めしません。
そういうことにはあまりこだわらなくて、ちょっと温泉に入ってちょっとおいしいご飯が食べたい、という人に向いていると思います。

と、いうわけで。ホテル花月園です。

高級ホテルじゃないので、荷物は全部自分で持っていきます。
フロントの方が「ご宿泊は初めてで……？あ、ではないんですね。じゃあ館内の説明はいいですね」と、ばっさり省く潔さｗ
嫌いじゃないです。

階段の横にはお土産売り場と、ご飯の会場があります。

今回はデラックスツインの部屋を三人で。
デラックスツインはベッドの反対側にソファーがあるのですが、それがエキストラベッドになってます。

: エキストラベッド

: ドレッサー

: ユニットバス

大浴場と個室風呂は泉質が違っています。また個室風呂はかけ流しですが、大浴場は循環になっています。そんなこともあるのか、家族風呂は４つありますが、一杯で待つこともたまにあります。

: 2F大浴場

: 脱衣所

: 2Fの大浴場の横には自由に使えるマッサージマシン

: 地下の大浴場

: 地下の大浴場入口

地下の大浴場に行くには、一旦建物の外に出ます。と言っても、外からは目隠しされてるので冬場はちょっと寒いだけです。
ハイシーズンはともかく、個室風呂に行く人が多いので、広い湯船にのんびり入ることができます。

: 個室風呂入口

: 4つあります

: 脱衣所

: 温泉

: 掛け流し

この宿を訪れるのが久しぶりだったので、温泉の色を見た時、おやっと思いました。
以前はもっと……いい表現がないのですが、透明な湯の下に、消しゴムのカスのような大きな湯の花がごっそり沈殿していて、びっくりしたのを覚えています。あんなにごそっと下に湯の花がたまっていたのは、他ではなかなか見られないんじゃないかなという位に。まさしく「湯の花」でした。
まあ、今の方が「白濁した硫黄泉の温泉」といった雰囲気があります。以前のは慣れてないと「なんじゃこりゃ?!」みたいな人もいるかとｗ

少し前の箱根の噴火の時に、泉質が変わっちゃったんでしょうかね。
温泉宿というのは自然頼みの面もあって、なかなか難しいものです。

お風呂も堪能して、ご飯です。
連泊したのですが、食事は一日と二日目では変わってました。

ウェイターの年配の男性がひょうきんな人で、ちょこっと冗談を交えながら運んできた食事の説明をしてくれました。

: 前菜

: お造り

: 黒むつ西京焼

私はいつもの通り、お肉以外のものに換えてもらいました。
黒むつの西京焼の横に、ミルフィーユみたいなものが添えられていました。
これ、干し柿とバターがサンドされていたものでした。黒むつの横に、不思議な組み合わせのものが置いてあるなぁと思って食べましたが、美味しかったです。こういった発想ができるのが、さすがホテルの料理人なのかもしれません。

和食食べて、洋食食べて……と、ちょっと得した気分になります(*´Д｀)
リーズナブルな宿ですから、そんな豪華な食材は出てきませんが、味付けは結構いいです。
もっと高い宿で、いい食材は使っているんだろうけど味付けが……みたいな所もざらにありますが、ここはみんな大体美味しいので、安心してご飯が楽しめます。
意外とそういうところって少ないんですよね。