泊食分離スタイルで、気ままに外出&好きなだけ温泉を!【日本旅館 器 別府鉄輪】

泊食分離スタイルで、気ままに外出&好きなだけ温泉を!【日本旅館 器 別府鉄輪】

別府二日目は、鉄輪(かんなわ)温泉にある宿「器」に宿泊しました。こちらの宿は、露天風呂はもちろん、部屋についているお風呂も温泉です。そして2018年にできたばかりなので、新しくて綺麗な宿です。

日本旅館 器 別府鉄輪
入り口には鉄輪温泉の湯で作られた温泉卵

別府には二食付きの宿もありますが、今回泊まった「器」のような素泊まりしか扱っておらず、ご飯は外で食べてきてね、持ち込みもいいよ!という宿をまあまあ見かけました。
最近こういった「泊食分離」スタイルの宿も増えているみたいで、そういうのも滞在が自由に楽しめて悪くないなと思います。

ここの宿、どう見ても1階なところが、地階となっています。地階から入ってエレベーターで一つ上がった1階が、ロビーです。

おしゃれなロビー

写真左手前の「鬼石」と「黄金」は地階にある貸切露天風呂で、鍵をかけるとこちらのランプが点灯するようになっていて、空き状況がここでわかる仕組みになっています。便利ですよね。

そしてですね、なんといってもすごいのが、このロビーの背中側にあるこちら!

ビールサーバー!

なんとなんと!無料でビール飲み放題です!!
これはすごい!!!至福の湯上りの一杯が楽しめます。
一杯と言わず、二杯でも三杯でも無料です。
たまーーーに、そんな宿もありますよね。

20時になると宿の人たちがいなくなってしまうので、20時以降は無くなり次第終了となるようですが、サーバーに残っていれば飲むことができます。

お部屋は2階の「玉器」に泊まりました。
新しくできた宿だけあって、どこも綺麗で清潔です!

館内図

デイベッドもあるよ
窓からの眺め。別府湾も見えます
部屋のお風呂も広めで、もちろん源泉
温泉成分表

天然保湿成分のメタケイ酸が461mgって、めっちゃ美肌の湯ですね。phは3.5なので弱酸性です。

洗面台の蛇口がおしゃれで、えっ?こんな風に水が出るの!?というデザインでした。バスタオルも十分用意されているので、びしょびしょバスタオルを使い続けることもなく快適です。
お皿やコップ、サランラップ、割りばしなども用意されていて、持ち込みでも困ることはないと思います。

地階の露天風呂は、広くてとっても快適です。

露天風呂「鬼石」
清潔感ある脱衣所

足ふきマットとハンドタオルは置いてあるので、手ぶらで入ることもできます。
もちろんお風呂もとっても綺麗で、気持ちよく入ることができます。
お湯の温度もちょうどいい加減でした。熱いのが好きな人には少しぬるく感じるかもしれません。
貸切風呂は両方とも少し浅いので、肩まで浸かりたい時は、身体を斜めにしましょう。

露天風呂「黄金」

また、この宿の一番いい客室「神器」に泊まった人のみ使うことができる、特別展望露天風呂が宿の屋上にあります。屋上には他にも足湯がありますので、ビール片手に足湯にのんびり浸かるのもいいと思います。ただ、私たちが行った時はちょっと温めだったので、寒い時期は辛いかもしれません。

温泉の泉質ですが、部屋のお風呂と露天風呂はちがう泉質なんだとか……。
部屋のお風呂入らなかったんですよねー。入っておけばよかった。

宿に気を遣う要素が少ないので、数日滞在する時などには、こんな感じの宿がいいですよね。

そして以下は、おまけの夕ご飯風景。
夕飯は少し歩いたところにある、海の駅べっぷ海鮮市場の横にある華海鮮で食べました。

刺身の盛り合わせ

本当は関サバが食べたかったのだけど、品切ということで食べられませんでした。
刺盛にサザエの貝殻が乗ってる割にサザエがなかったり、鮮度が特別良くなかったりしてました。
意外とお刺身とか、東京の飲食店の方が競争が激しいからか、東京で食べたほうが美味しかったりするんですよね。
それ以外には、このあたりの名物をチョイスしたのですが、りゅうきゅうは初めて食べました。
醤油とみりんにゴマなどが混ざったタレに絡めてあるバラ刺身、使う魚はその時によって変わるそうです。
なかなかお酒のつまみなどによさそうな一品でしたが、こちらも鮮度がちょっと……。生臭さが調味料で隠しきれてない感じだったので、これ、新鮮なお刺身でやったらとってもおいしいと思います。
お値段はリーズナブルでした。新鮮なお刺身というものに期待しなければ、使い勝手は良さそうなお店です。

食べ終わったら隣の海鮮市場をのぞこうと思ったら、なんと閉まってました!
18時前に閉まるとか早すぎ~!

仕方ないので、隣に大きなスーパーがあるので、そこで明日の朝ご飯を調達しました。

お魚一杯

地方のスーパーに行くと、その時ならではの品ぞろえがあって、見るのも楽しいですよね。

次の日は、早起きしていよいよ黒川温泉に向かいます。
ラスト一泊は湯布院か黒川かちょっと迷ったのですが、やっぱり黒川は外せないです。

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