綺麗なお部屋にリーズナブルな価格!伊豆天城温泉「禅の湯」

綺麗なお部屋にリーズナブルな価格!伊豆天城温泉「禅の湯」

一万円程度の価格で、お部屋が綺麗、温泉は贅沢に源泉かけ流し!となったらもう、どんな宿なのかと興味津々、行くしかありませんよね!

今年も温泉にいくぞー!
ということで、お正月明けの連休に伊豆天城温泉「禅の湯」に行って参りましたmariです、こんにちは!

東京住みだと、冬は箱根や草津など山のほうには車だといけなくなるので、必然的に伊豆に行くことが多くなります。
そのためか伊豆の温泉は、行ったはずだけど記憶から欠落しているものとかもあったりして、もう少し前からこんな風に書き留めておけばよかったなーと、ちょっと後悔していたり。

それはともかく、今回は下田まではいきませんが、だいぶ下のほうにある河津町の近くにある「禅の湯」まで行ってきました(´∀`)
河津町といえば河津桜を思い出しますが、当然まだ咲いてません。来月半ばくらいからでしょうかね。渋滞さえなければ、都心からでも3時間くらいで着くんですね。(・∀・)

「禅の湯」さんは、「禅の湯」というだけあって、お寺の中にあります。

entrance
お寺さんが経営している宿です。宿で働いている人は、もともとサービス業に従事していた人たちではないので、手作り感のある宿だそうです。

フロント前のソファー。奥には男湯ののれん。
フロント前のソファー。奥には男湯ののれん。

front2

コンセプトは「田舎のおばあちゃんのような家」だそうで、確かに靴を脱いで上がると、子供たちが走り回っていました。たぶん、ここの宿で働いている方のお子さんたちとかなんだと思います。子供たちは賑やかにしてはいますが、客室のある2Fのほうまでは行きませんし、声をかけたらきちんと挨拶を返してくれました。
お母さんが働き、その横で子供たちが楽しくしているというのは、まさに「田舎のおばあちゃんのような家」ですね(´∀`)

ここで働いている方は、ホテルや宿などで務めた経験のない方が多いようで、そういった完璧なおもてなしは難しい旨がホームページに書かれています。
そういうこともあってか、私たちがチェックインして最初の説明の時に、朝食の時間を教えてもらっていなかったり、違った部屋に案内されたりなどもありましたが、一生懸命やってくれている感じはとても伝わってきましたので、私は別に構わないです。

フロントの前のソファーにはみかんが置いてあって、自由に食べることができます。階段の左の小部屋にはコーヒーが置いてあって、こちらも自由に飲むことができます。階段の横には、アメニティや、寒い人用にフリースの靴下が置いてありました。
この宿は作務衣が浴衣の代わりになっていて、温泉から上がった作務衣姿のおじさんが、ソファーで新聞を読んでいたりと、思い思いにくつろいでいる感じで、普通の宿にはないアットホームで和やかな空気を出していました。

お部屋はこんな感じ。

清潔感のあるお部屋ですヽ(´ー`)ノ
私たちの部屋は8畳の和室で、和室だけどソファーがついているのがまたいいです。
洗面所のところに、ここのお水はおいしいですよ~と書いてあるのですが、本当にまろやかでおいしかったです。東京とは違いますね。

こちらは宿の人が部屋には入ってこないので、お布団は自分で敷くスタイルになっています。
トイレは共用になります。女性トイレは3つあって、ウォシュレットがついてて綺麗でした。

ちょっと休んでから早速温泉に。
なんとこちら、源泉かけ流しも素敵ですが、更に更に、岩盤浴までできちゃうんだそうです!
脱衣所はちょっと狭いのですが、内風呂は広いです。露天は4人はいればもう一杯という感じの広さです。
露天風呂の向かいにある岩盤浴、石の湯は、8人くらいは入れそうなスペースがありました。
温泉母岩やトルマリン、深成岩、噴出岩、無機ゲルマニウムなどをバランスよく敷きつめてあるそうです。
わーい、別料金じゃなくて岩盤浴まで利用できるのは嬉しい~。
しばらく横になって岩盤浴を堪能していましたが、もう少し温度低めのほうが好きかなー。普通の岩盤浴と違ってスチームサウナ+岩盤浴みたいな感じだったので、リラックスするより前に頭がクラクラしてきちゃいました。

 

その後は露天風呂を堪能~。
ここの温泉は、
カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
泉温 49.5℃  PH値9.0で、まさに美肌の湯!
PH9.0ならお湯はヌルヌルしているのかなー?と思いきや、さらりとしてました。
へー?あんまり普通のお湯と変わらない感じがするけど、やっぱり違うものなのかなー?なんて思っていたけど、お風呂から出て鏡を見たら、お肌がツヤツヤになってました。(´∀`)

夕飯は、1Fに食堂があるのでこちらで食べます。
伊豆といえば金目ですが、伊豆に来るたびに金目というのもアレですから、今回は刺し盛コースにしてました。

お品書き
お品書き
刺し盛
刺し盛

ちょっと今回、写真が綺麗に取れてないのですが……(;・∀・)
トビウオのお刺身とか久しぶり~。
日本酒を頼んで、ちびちび飲みながらお刺身を。旅行のご飯で、この瞬間が一番好きかも。
お品書きに書いてあるものは、どれも少量ずつだったので、私はちょうどよかったですが、男の人だと足りないかもしれないですね。

朝食は、アジの干物と納豆と海苔と温泉卵などなどの、いわゆる典型的な旅館の朝食でした。
おいしかったです。

帰る直前まで温泉を楽しんでから、チェックアウト。
部屋の広さや食べ物のメニューによりますが、1泊2食つきで部屋は綺麗だったし、温泉も広かったしなんといっても源泉かけ流しだし、これで一人1万くらいなのですから、お得な宿でした~(´∀`)

私的には、十分満足できました。
このお値段にしては、よくサービスしていただいていると思います。調べてみればわかりますが、なかなかないですよ~この価格って。しかも部屋が綺麗というのは、私的にはポイントが高いです。
食事もおいしかったし、温泉もお肌ツルツルになって良かったですしね。(´∀`)

ただこの宿は、値段以上の接客を要求する人には、向かないと思います。
それこそ「ちょっと足りないものがあったら自分から取りに行く」くらいのことを苦痛と感じない人、そのことに不満を感じない人なら、この宿を十分に楽しめると思います。

コスパ重視でそういうところが納得できる方には、とってもおすすめな宿でした。

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