江戸の守り神、神田明神と日枝神社に行く

江戸の守り神、神田明神と日枝神社に行く

長らく東京に住んでいながら、神田明神にお参りに行ったことがなかったので、これは大変失礼なことをしてしまっていたのでは……!と、今更ながらご挨拶しに行ってきました。(;・∀・)

生まれは千葉県民ですが、東京に引っ越してきて十年以上が経過しているのに、全然お参りしてなかったmariです、こんにちは!

先日、本屋さんをふらっと見ていた時にふと「神旅」のはじめ方、という本が目について買って読んでみたのですが、折角神社に行くからには、一宮(いちのみや)という、各地域の中でのトップの神社(神様)にまずご挨拶しておくのが良いんだそうな。
それは社長さんにご挨拶するようなもので、社長さんと顔見知りになっておけば、その地域の他の神社に行っても、社長さんの知り合いなのだから、話が通りやすくなるとか。分かりやすいたとえですね。

東京は昔は武蔵国で、武蔵国の一宮は大宮の氷川神社と多摩市にある小野神社。東京には一宮がないんだーと思ったわけですが、平安時代なんて関東はど田舎で、ましてや江戸が開けたのは徳川になってからのことですから、東京になくても不思議じゃないですね。

東京には一宮はありませんが、東京の鬼門をおさえる神田神社と裏鬼門をおさえる日枝神社が、東京の要の神社のようです。
神田明神は江戸総鎮守ですからね。なんで今までほったらかしにしてたんでしょう……私。
というわけで、神田神社の場所を調べてみたら……秋葉原の隣。。。
もっと浅草とか、あっちの方かと思ってました(;・∀・)
っていうか、年に何度もこの近くに車とめて秋葉原で買い物していたというのに、全然気が付かなかったとは、なんたる不覚……orz
今回はホコ店の秋葉原を素通りして、神田明神に向かいます。
良く通る交差点の信号の下に、「明神下」とか書いてあるよ……。全然気づかなかったよ(>_<;;

そんなわけで、神田明神に到着。

派手ですね!
さすが江戸総鎮守だけあって、存在感があります。

中に入ると、ちょうど目の前で白無垢の花嫁さんと新郎が並んで写真を撮ってました。
神社に行った時、雨が降り出した、雨が止んだ、日がさす、風が吹き始めた、風が止んだ、虫や鳥が寄ってきた、祈祷が始まった、結婚式が行われているなどは、神様が歓迎してくれている印だとか。
ということは、歓迎されたのかもしれませんね。(*´∀`)

境内には七五三の家族連れもいっぱい。もちろん、普通の人たちもいっぱいで、賑わってました。

幸せをおすそ分けしてもらってる感じで素敵(*´∀`*)

本殿の神様と末社摂社の神様たちにご挨拶していきます。
神田明神は、
一之宮に大己貴命(おおむなちのみこと)大国主命(おおくにぬしのみこと)ともいう、で、
二之宮が少彦名命(すくなひこなのみこと)こと、えびすさま。
三之宮が平将門命
です。
大国主命は大黒様と習合されていますよね。
縁結びや仕事運、金運、厄除けなどご利益があるとされています。

神田明神は中央のご神殿の他にも、たくさんの摂末社があって、神様のデパートです。

ずらりと並ぶお社。

中でも、江戸神社は神田明神より古く、江戸の土地神様をお祀りしてあるとのことなので、こちらは真っ先にご挨拶。
挨拶が遅れてすみません、とお参りしていたら、ハートチャクラが熱くなってきました。もしかしたら、江戸神社の神様と通じ合えたのかもしれません(´∀`)
江戸神社のご祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)でございます。
後ろで「刀剣乱舞」のスタンプラリーをやってたので、落ち着かなかったんだけどね(^^;

神田明神の本殿は、参拝の行列ができていてのんびりご挨拶することができないので、そこでは軽くご挨拶して、「奥義・後ろからご挨拶!」で、本殿の裏側に回ってご挨拶することにします。正面からじゃなくても、こういうお参りの仕方でも大丈夫なんだそうです。

裏側には、お狐様が祀られていました。
こちらは車が停まっていて、拝んでいる人は皆無なので、ゆっくりご挨拶することができます。

折角来たのですし、御朱印帳を購入。ラブライブverとかあるのがさすが……(;´Д`)
朱色は派手なので、紺にしました。最近はかわいい御朱印帳もいろんな神社が出しているみたいなのですが、神田明神は全くそういうのを気にしていない感じがいいですねw

御朱印を押してもらうのに10分ほど待ってねと言われたので、その間も散策。

獅子山。獅子がわが子を谷底に突き落としているところ。
もう少し右手に行ったところには、ご新馬の葦毛のポニーあかりちゃんがいました。カワ(・∀・)イイ!!

波に乗ってやってくるえびす様。
ちょっと他では見ない、面白いデザインですよね。

お守りも買って、おみくじも引いてきました。(`・ω・´)
帰りがけに参道で甘酒を買って、飲みながら次の目的地、日枝神社に。

移動中、なんかちょっと身体がだるい感じに。
参拝中は気づかなかったんですが、さすが江戸の要の神社だけあって、パワーがあるんでしょうかね。神社の御神気が強かったのかもしれません。
そーいえば石たちはどうだろう?と、手に付けていたパワーストーンのブレスレットを見たら……。
ピッカピカに光り輝いておりました。(;´∀`)

お次は日枝神社に。
オフィス街にこんな建物があるというのは不思議。

男坂を上っての参拝がいいということなので、こちらの階段を上っていきます。
鳥居をくぐると、しんとした空気が心を静かにする感じで、テンション高めの神田明神とは全然雰囲気が違いますね。

境内は神田明神よりはるかに多い七五三客でにぎわってました。
境内のところどころに大きな碁盤が置かれていて、そこに晴れ着を着た子供たちを上らせて、親は写真を撮ってました。
ちっちゃい子の着物姿は可愛いものです(*´∀`*)

こちらでも結婚式が本日はたくさん行われていたようで、はっと思ったのが、今日は日曜日の大安なのですね~道理で。
こちらでは、結婚式の様子は見ることができませんでしたが。

こちらのご祭神は

大山咋神(おほやまくひのかみ)

国常立神(くにのとこたちのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)

で、末社には
山王稲荷神社、八坂神社、猿田彦神社があります。

出世やビジネス、縁結びにご利益があると言われています。縁結びというは、ここの神社の神使がお猿(えん)さんだからでしょう。

そんなわけでお仕事とか縁とかそういったものを運を占うべく、おみくじを引いたら……。
ボッコボコの結果がでました……(つд⊂)
努力が全然足らないそうです(´ω`)
仕事はまじめにやってるつもりなのですが……、それだけじゃ足らない、浮かれるなボケが!と、戒められたようです。

山王様厳しー……。そうかもしれないけど。
頑張ります(´・ω・`)

本殿の左右には、父猿と母猿がいて、母猿の方をなでなですると運気が上がるというので、お参りしてなでなでさせてもらいました。

末社の横を歩いていたら、何か呼ばれている感じがしたので行こうと思ったら……もう夕方で門が閉められてました。横から軽くご挨拶したけど、すみません、こちらはまた来ます。

日枝神社でも御朱印をもらいましたが、こちらは神田明神とは違って、全部手書きなんですね。
すごいかっこよく書かれています。(´∀`)
お参りがてら、御朱印集めるの癖になりそう。(ノ´∀`*)

日も暮れて、神社を後に帰宅。
二社お参りして、神田明神はパワフルで大らかで陽気な感じ、日枝神社は静かでちょっと冷たい感じがしました(日枝神社の末社はまた違う気がしたけど)。
なんというか、大らかリーダー格の人と、超優秀な官僚みたいな、そんな感じ。

日枝神社はむかーし、プ○デンシャルの隣のビルで働いていた頃に、一度ふらっと立ち寄ったことがあったのですが、その時は境内に人影がほとんどなくて静まり返っていて、なんとなく不思議な違和感を覚えたものです。そんな記憶があるから、日枝神社にそんなイメージを抱いたのかもしれません。
まあ、霊感とか何にもないので、なんとなくですけどね(ノ´∀`*)

また時間ができたら、他の神社もまわってみたいと思っています。

 

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