劇団四季「ウェストサイド物語」

劇団四季「ウェストサイド物語」

週末は、劇団四季のウェストサイドを観に行ってきました。
四季のミュージカルは少しは見ているのですが、これは初めて。
というか、ウェストサイドといえば「ジェット団」と「シャーク団」がどうのというくらいしかわかっていない。。。
そしてラストは悲劇だということじゃないですか。

敵対そして悲劇。
ロミオとジュリエット?
と思ったら、本当にロミジュリをベースにしたものなんですね。
観たら、本当にそのまんまなので、別の意味で驚きましたw
バルコニーのシーンまであるなんて。

土曜日観に行った時のキャストですが

リフ:松島勇気さん トニー:神永東吾さん アクション:岩崎晋也さん
マリア:山本紗衣さん ベルナルド:萩原隆匡さん アニタ:岡村美南さん

でした。

ウェストサイドといえば、どうしたってダンスを期待しちゃいます。
松永さんはさすがにお上手ですね。
ダンスが上手いかそうでもないかって、ダンサーが舞台に背中を向けて立っているのを見た時なんか、わかりやすいです。
バレエダンサーが舞台に出て、最初のポーズをとった時に、上手いかそうでないか、なんとなくわかるように。
上手い人って、舞台に背中を向けて立っていても、ただ立っているんじゃなくて、背中を見せているんですよね。
松永さんも、他の人の誰よりも、背中を向けて立っていた時にぴしっと筋が通っていて、自分の背後を強烈に意識している感じで素敵でした。

やっぱりジャズダンスはいいですね~。
近頃主流のHIPHOPとかアニメーションとかより、断然ジャズダンス派な私。
踊りって、踊りの由来上、当然セクシーさは必須だと思うのですが、最近のダンスはセクシーさと離れたところにいますしね。
カッコよくかつセクシーなダンスといえば、やっぱりジャズが一番と確信しているわけです。
それにジャズダンスは基礎にバレエレッスンは必須ですし、そのため動きも美しいです。

さて、舞台の話が進んで、トニーがでてきたところ。これが、ロミジュリでいう「ロミオ」役になります。
ダウンタウンの薄汚れた舞台で、一際キラキラ輝いて見えるトニー役の神永さん。
これは……ダウンタウンに似合わない、王子様のようなキラキラっぷり。。。
本人の放つオーラかなにかか、掃き溜めに鶴……汚れを寄せ付けないような雰囲気です。
幕間に一緒に見に行った母曰く、神永さんはジーザスクライストスーパースターのジーザスも演じているそうで、なるほど、ジーザスならよく似合ってそうだなと思った次第です。
最後は悲しい結末になってしまいますが、あっさり過ぎる終わり方でちょっとびっくりしましたw

母曰く、今回は以前のウェストサイドよりコメディ色が増えたとのことで、確かにコミカルなシーンも少しありました。
四季は、歌の人もダンスを習い、ダンスの人も歌を習うわけですが、一瞬この人はどっちがメインの人なんだろう?と思ってしまうくらい、両方上手い人もいます。今回などはアニタ役の岡村美南さんがそうでした。リフ役の松永さんも、もちろん松永さんはダンスメインですが、歌だって結構うまいわけです。

帰り道、母がまた「アラジン」を見たいと言ってました。
確かこの前見た時は道口さんがジーニーで、いかにもジーニーらしくコミカルでテンションが高く、楽しい演技を見せてくれていました。
そういわれたら、私もまた見たくなってきちゃったなぁ。
悲劇よりも、ハッピーエンドのほうが見終わった後楽しい気分ですしね。

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