若き天才指揮者、グスターボ・ドゥダメル

若き天才指揮者、グスターボ・ドゥダメル

オーケストラの指揮者といえば、みなさま様は誰を思い出すでしょうか?
帝王カラヤン?バーンスタイン?ムラ様?世界の小澤??
なかには千秋先輩!なんて人もいるかもしれませんが……(・∀・)

最近、ふと思い出したようにクラシックを聴き始めたmariです、こんにちは!
最初に断っておきますが、私はクラシックに詳しくありません。子供のころに、家にクラシックの音楽集があって、そのレコードを気に入ったものだけよく繰り返して聞いていたくらいです。
特にお気に入りだったのは「カルメン」で、このレコードは文字通り擦り切れるくらいに聴いていて、聴きながらソファーの上をぴょんびょん飛び跳ねていた記憶があります。

学生になってから、そういえばカルメン聞きたいなーと思って、CDを買ったらバーンスタイン指揮のもので、昔聞いていたレコードのものとだいぶテンポが違っていて、「なにこれ、遅っ!」と、指揮者やオーケストラによって同じ曲でも全然違うんだなぁと思ったものです。

日本人は左脳を使い過ぎなので、作業している時のBGMにはクラシックなど右脳に働きかけるものがいいというので、最近作業する時はクラシックを聴いたりもしているのです。そこでたまたまyoutubeでグスターボ・ドゥダメル指揮の新世界を見たのですが……何しろインパクトがすごい。

第一発目の動きからして、衝撃的。曲を聴きながら、ついついドゥダメル氏みたいに動きそうになりました。
っていうかオーケストラの人、吹き出したりしないんだろうか……なんて不純なことを思いながらしばらくその動画を見ていたわけですが、そのうちようやく音楽の方に耳が行くようになって、
「あれ……?この指揮者の人の音楽、結構いい?」
と、薄らぼんやりと思ったわけです。

後で調べてみたら、稀代の天才と、ものすごい話題の人らしいですね。ベネズエラのさほど裕福ではない家で育った彼は、「エル・システマ」という希望者に音楽を教えるプログラムを受けて才能を開花させたみたいです。
カラヤン=速い、正統派。バーンスタイン=遅い。くらいにしか思っていない人間にも、「もしかしてこの人の音楽すごい?」くらいに気づかせるのが、天才の天才たる所以でしょうか。

今度日本に来る時があったら、ぜひその演奏を聴いてみたいなー。

そして指揮者に疎い私が遂に先日、ニコニコでムラ様とご対面いたしました~。
ムラ様ことエフゲニー・ムラヴィンスキー。東側の超有名指揮者だったこのお方、の剣の舞を聞いてぶっ飛びました。こちら古い野外録画のものらしいのですが、ぜひお聴きください。

一曲2分切ってる時点で((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルものですが、これだけ早く演奏しても、一糸乱れぬオーケストラのすごさ。ムラ様のリハはそうとう厳しかったって有名らしいですからね。オーケストラの方もものすごく鍛えられたことでしょう。
しかし、こんなに早い剣の舞を聴けるとは思いませんでした。(*´Д`)

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