海を眺めながらのんびりと【横須賀温泉 湯楽の里】

海を眺めながらのんびりと【横須賀温泉 湯楽の里】

yokosukayura

今日は少し足を伸ばして横須賀まで行ってきました。

まずは早朝スポーツクラブで汗を流し、これで温泉に浸かれたら最高~!という状況を作り出し、それから温泉へGoです!(単に、スポーツクラブは日課です)

横浜より先ってあまり行かないので、気分は小旅行しているワクワク感。
横浜から京急に乗り換えて、金沢八景などもさらに過ぎて、馬堀海岸へ。
「海だー海が見えるぞー」
電車や車から海が見えるとテンションが上がります。地元にも海はあるのですが、あの海を見ても気分は高揚しないのに、不思議です。

馬堀海岸に到着。私鉄の小さな駅です。
そこから徒歩12分とgoogle先生が教えてくれたので、歩いていきます。途中、分譲住宅街を抜けて行きましたが、キレイなかわいい住宅が立ち並ぶ中を抜けていくのも楽しいものです。

その先に団地があり、団地の向こうにそれらしき建物を発見。
団地の真横にあるとは、ちょっと意外。ここの人たち、こんな近くに温泉施設があるなんて、うらやましいっ。

広い駐車場を通って入口へ。建物の横では、地元の野菜を売っていました。
建物の中に入ると、靴を脱いでロッカーに鍵をかけ、受付へ。
いつものようにお姉さんが色々と丁寧に説明してくれます。
別料金の岩盤浴も頼み、バスタオルセットや岩盤浴セットを渡してもらったのですが、館内着が入ってなかったので、館内着もレンタルしようとしたところ、
「岩盤浴の服も館内着のように着れるので、岩盤浴後に館内着が必要になったら、その時こちらまで言っていただければ、お貸しします。そちらの方がお得ですので」
そこまで気を回してくれるとは!館内着はまた別料金になるから、必要になったら借りてくださいってことですね。

受付を済ませて廊下を進み右に曲がると、ホールに出ます。

館内施設

左手には、海を眺めながらご飯が食べられるお食事処、左手奥には、リラックススペース、突き当りには岩盤浴。右手には、マッサージの施設があり、右手奥には、ソファーと大きなTVがあって、2Fの階段の脇には小さなゲームスペースがありました。

ソファーとTVがあります
ソファーとTVがあります

温泉

2Fは脱衣所と温泉になるので、早速上って温泉へ。
脱衣所のロッカーは正方形なロッカーでしたが、奥行きもあるのでよっぽど荷物を抱えて、ダウンジャケットを着ていない限りは大丈夫だと思います。縦長長方形のロッカーもいくつかありましたが、そちらは人気で全部使われてました。
まだ午前中だというのに、そこそこ人がいます。内風呂には、水風呂、白湯、高濃度炭酸泉+寝湯とサウナがありました。洗い場は25個くらいあります。

露天には寝湯と温泉があります。温泉は入って右側が掛け流しで、左が循環になっていて、掛け流しの右のほうが色が黄土色に濁っていました。右のお風呂には7人くらい入ればいっぱいな感じで、左お風呂は、もう少し広くて10人くらいはは入れるでしょうか。目の前が海で、船を眺めながら湯船につかることができます。ただ、外とは遮光フィルターのような薄茶のフィルムで遮られているので、海そのものの色を楽しむことはできません。男湯にはフィルターがないんでしょうかね?
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で、保湿効果がある「熱の湯」という種類です。身体ポカポカ~になるお湯です。温度は熱くも温くもなく、長湯できる温度です。
高濃度炭酸泉にも入りましたが、普通の湯舟だけではなく、寝湯もありました。大体高濃度炭酸泉はどこでも人気ですが、午前中は空いてました。(お昼過ぎは人がいっぱいでしたが)
高濃度炭酸泉といっても、本当に自分が炭酸ジュースになったような気分になれるものから、それほどでも?というものまでありますが、ここの高濃度炭酸泉はまあまあの炭酸具合でした。炭酸泉にしては、少し温度が高かったような気もします。

食事&休憩所

その後お腹が空いてたまらなかったので、いざ昼食。
座敷とテーブル席があって、そこそこ広いです。席によっては海を見ながら、食事を楽しむことができます。
そして結構メニューが豊富です。岩盤浴を利用したお客にもらえる「生ビール350円orソフトドリンク100円」のチケットを使って、お昼から生ビールを飲みたい衝動に駆られましたが、そこは我慢。まだ温泉も岩盤浴も楽しみたいですしね。
横須賀といえば、の、「海軍カレー」もあって、一瞬悩んだのですが、結局大海老天丼を頼みました。ナスカボチャ大葉を下敷きに、大きな海老天二本が突き刺さったのが出てきましたw
他のメニューもそこそこボリュームがあるようでした。

天丼に突き刺さるエビエビ!
天丼に突き刺さるエビエビ!

お昼も食べてお腹がいっぱいになったので、リラクゼーションスペースへ。
男女別の仮眠室の先には、リクライニングシートの椅子が20台くらいですかね?並んでいます。目の前はガラス張りになっていて、道路を散歩するおじさんや、海を眺めることができます。
平日はともかく、休日だとなかなか利用は難しいかもしれませんね。
静かーな休憩所で、満腹と、ジムなどでの疲れで一時間ほど爆睡していました。

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起きたらちょっと身体が冷えたかなぁ、ということで、お風呂に軽く浸かってから今度は岩盤浴へ。この頃になると、脱衣所は人であふれていました。平日なのに盛況です。近所のおばさんたちがその込み具合に「銭湯みたいね~」とおしゃべりしていました。

岩盤浴

岩盤浴エリアに入ると、右には自販機とペットボトルを個別に保管できる冷蔵ロッカー、目の前はクールダウンできる涼冷洞、左は薫風熱同というサウナでロウリュも日に数度行われています。
右の部屋に入ると、岩盤浴の後ごろ寝するスペースになります。清話蜂巣洞という、横になれる穴蔵もあります。これはひたちなか温泉喜楽里別邸で見た以来です。ひたちなか温泉喜楽里別邸では、岩盤浴の部屋の中に蜂巣洞がありましたが、ここでは外にあるんですね。そのスペースの奥には、リクライニングソファーが21席あるお休みどころで、漫画がたくさんあって読み放題です。その部屋から外のテラスに出られます。テラスには、テーブルが5つに椅子が4つずつあります。

岩盤浴は、2部屋あって、大きいほうの部屋は岩温洞で、ラジウム、ゲルマニウム、薬宝玉石、麦飯石が各4つずつ、小さいほうの部屋には岩温洞で岩塩の部屋のようでした。
まずは大きいほうの部屋に。ほとんど人で埋まっていたので、空いていた薬宝玉石に。室温は43度で、岩盤の温度はそこそこです。
でもここ、一人一人のスペースが狭いです。隣と近すぎて、なんか臭いと思ったらこちらを向いて爆睡している隣の男の人のタバコの口臭だったり、なんか私の敷いてるバスタオルが引っ張られてると思ったら、これまた爆睡したおばさまが、寝返りを打った拍子に、デーンと足を私の方に投げ出してきていたり……w Σ(´∀`;)
侵略してくる足はともかく、臭いはたまらんと、別の場所に避難。
うつ伏せになって、仰向けになってと、ゴロゴロしていましたが、熱さが気持ち控えめなので、どばーっと汗をかくわけではありませんが、それでも20分もしたころには、大粒の汗が身体全体を覆うくらいになります。涼冷洞は14度くらいに保たれていて急速冷凍!という感じではなく、いい塩梅にクールダウンしてくれます。
岩塩の岩盤浴の方も覗いてみましたが……?この床、岩塩じゃないよね。周囲の壁は岩塩で敷き詰められているけれど。こちらは、床の温度がだいぶ温くて岩盤にバスタオルを敷くと、あまり熱を感じなかったです。下からの熱で汗はかきにくそうな感じでした。
岩盤浴の休憩所には、いろんな有名どころの漫画が並んでいて、読み放題です。もっと時間があったら、ここで読みふけるのも楽しそうです。

岩盤浴のあとはもう一度お風呂に浸かり、そのあとお食事処で横須賀の海を眺めながら、キウィとパインのフレッシュジュースを。岩盤浴の後のフレッシュジュースは格別です。

海を眺めながら
海を眺めながら

17:30に帰途につきましたが、その頃もお客さんが続々と入ってきていてちょっとびっくりしました。夕飯前の中途半端な時間でも、結構お客さんが来るものなんですね。お風呂入ってからここでご飯を食べるなら、ちょうどいい時間なのかもしれません。

温泉と岩盤浴を楽しめた一日でした。施設はそこそこ賑わっていましたが、使いたい施設はすんなり使える程度の混み具合でした。
平日に一日のんびり過ごすには、いいところだと思います。

mariの施設check!

コメント:従業員の方がにこやかで、館内も清潔、気持ちよく過ごすことのできる施設でした。子供も含めお客さんはそこそこいましたが、館内は比較的静かでした。
やはりここは、海を眺めながら温泉に浸かることができるというのが、一番のポイントです。
なかなか、こういった施設で外を眺めながら入れるというところは、あまりなかったりしますので。
平日でもお客さんが絶えないというのは、納得できる温泉でした。

【横須賀温泉 湯楽の里】

泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性・中性・高温泉)

おススメ:★★★★☆(4)
温泉:★★★☆☆(3.5)
落着き度:★★★☆☆(3)
清潔感:★★★★☆(4.5)
岩盤浴:★★★☆☆(3.5)
食事:★★★★☆(4)
休憩スペース:★★★☆☆(3)
客層:ファミリー

nifty温泉:http://onsen.nifty.com/yokosuka-onsen/onsen009819/
公式URL:http://www.yurakirari.com/yuranosato/tenpo/yokosuka.html

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