湯布院ぶらり旅3【圧倒的な美肌の青湯(ゆふいん泰葉)】

湯布院ぶらり旅3【圧倒的な美肌の青湯(ゆふいん泰葉)】

本日のミッションは「杜の湯 ゆふいん 泰葉」に行って「青湯」に入ることです(`・ω・´)
ここはお湯がとてもいいらしいので、ぜひ行ってみたかったのです。
湯布院の他の宿の日帰り温泉って、大体15時までと宿泊客が来る前で終わってしまうのですが、こちらは21時までやっているようです。昼過ぎに到着した私みたいな人間には、大変助かります。

泊まっている宿から「泰葉」までは結構距離があるのですが、金鱗湖からだと、まあ歩いていけなくはなさそうな感じ。
タクシーで行こうかなーとも思ったのですが、そもそも周辺にタクシーの姿がない。。。(´・ω・`)

まあ……歩いていくか。歩いて20分もかからないみたいだし。
と、google先生に道を教えてもらいつつ、行くことにしたわけですが、その宿のある場所というのが……。

山の中でした

しばし歩いた後、鬱蒼とした木々が茂る細い坂道をgoogleがまっすぐ指し示した時、私は何とかしてタクシーを捕まえるべきだったということを悟りました。
だがもう遅い。ここからタクシーを探しに行くよりは、坂を上っていった方が確実に早そうです。

緑が濃くてGWくらいなら気持ちが良いわけですが、また夕方とはいえ暑くて気力体力が削られている上に、さっきから蚊がぶんぶんと顔の周りを飛び回っています。
蚊を振り払い振り払いつつ、ゆっくり歩いていると止まられそうなので、必死に坂道を登ります。

こんな風にしてまで、ここにくる必要はあったのか?と、疑問に思ってしまう自分がいます。
暑さのためにかなり気が弱くなってますね、これは。
やっとのこと宿の前に到着。その時の、汗だくになり、疲れ果てている私の姿が容易に想像できることでしょう。

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本日は宿のフロントで温泉の受付をするということでしたので、フロントへ。
エントランスはとっても綺麗。

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日帰り入力したい旨を伝えると、今清掃中ですので、しばらくお待ちくださいとのことでした。
中に入ってお待ちくださいということでしたので、靴を脱いで上に上がろうとしたら、靴を履いたままでいいですって言われちゃった(/ω\)ハズカシーィ
だって、入り口と一段差があったんだもの。無意識で脱いじゃうよね。
入り口の左にあるソファーに座って、汗だくになった身体をクールダウン。ε-(´∀`*)ホッ

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普通に入浴するか家族風呂を使うか尋ねられましたが、ここは折角だし、のんびり一人で家族風呂を貸し切ってしまうことに。ヽ(´ー`)ノ

鍵をもらって、場所を教えてもらい、外に出て廊下を通って家族風呂まで行きます。

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すぐ横で、温泉の煙がモクモクしています。( ゚Д゚) すごい
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そして、温泉のお湯が貯まっているところがあったのですが……。

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ちょっと見にくいかもしれませんが、温泉の色!青いですよね!
すごい、本当にここって「青湯」なんですね。((o(´∀`)o))

でもって、更に階段を下りて家族風呂に。
家族風呂には大小ありましたが、私は一人だったので小さいほうに。

六の湯に入ります
六の湯に入ります

中に入ると、小さなお風呂が目に入ってきます。
脱衣所は綺麗で、ドライヤーまでついています。

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そしてこちらがお風呂。

お風呂に入ろうとガラス戸を開けようとしたら……。
固くて簡単に開かないw
むむむむんっ!と力を入れて、ドアをこじ開けます。

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お湯ですが、よーーーーーく見れば、もしかして青い?くらいの透明なお湯です。
青湯は酸化させないと青くならないそうで、来る途中にあったタンクのお湯はそのためのものですね。
そちらは宿泊者専用のお湯に使われているようで、家族風呂の方では使われていないようです。

身体を洗って浴槽に手を突っ込んだ瞬間……

「うわっ」

と、声をあげてしまいました。
お湯がとろっとしているのです。今まで入ってきたお湯と違います。微かにとろりとしています。めちゃめちゃとろとろたぽたぽしているわけじゃないですよ。

湯ぶねの温度は40度くらいですかね。長く入っていられる温度です。
やっと湯布院の温泉に入ることができた~。ヽ(´ー`)ノ
板で囲まれているので眺望はありませんが、山の中だけあって、とっても静か。
温まってきたので、脱衣所のベンチで休憩。

脱衣所にはこんな張り紙がありました。

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ここのお湯はナトリウム塩化物泉で、ph9.0のアルカリ泉。更にメタケイ酸が567mgも入っているそうです。アルカリ泉は皮脂を溶かすので入浴中はツルツルしますが、上がってからは肌の乾燥を感じる人もいるわけです。が、塩化物泉は塩分が皮脂に膜を作りコーティングするので保湿効果がありますし、極めつけのメタケイ酸は「天然の保湿成分」と言われているものですから、ここのお湯は超美肌の湯ということになります。

他の温泉宿を見ると、うちはメタケイ酸100mg以上あるよ~美肌の湯だよーと謳っているところなどありますから、泰葉はなんとその5倍もメタケイ酸が入っているのです。ここを美肌の湯と言わずしてなんとなる!?ということになりますね。

湯ぶねに浸かって温まってきたらベンチで休憩。を数度繰り返していたら、もうそろそろ出ないといけない時間に。
一時間も1人でお風呂に入ってられるかなぁ……なんて最初は思っていたのに、それどころかあっという間に時間は過ぎてしまいました。

フロントに鍵を返しに行く帰り道、日帰り客も入れる内湯っぽいところがあったので、ちょっと開いていた入り口からこっそり覗いてみたら、人もいなかったので中を見てみました |゚Д゚)))

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脱衣所もお風呂も綺麗です。お湯は無色透明っぽいですね。
そしてこちらの入り口の扉なんですが(浴室に続く扉じゃなくて入り口のね)……さっき入った家族風呂以上に固くて開かないw 開けたら閉まらないww
これどうするんだろう(“・ω・) 女の人じゃ絶対閉まらないよこれ。着替えが丸見えになってまう(;・∀・)
まあ、宿の人もさすがにこれは気づいていることとは思うのですが。

鍵を返して旅館を出て、来た道を引き返します。
うだる暑さのままだったら、せっかく温泉入ったのに汗だくはやだなーと思っていたら、7時も過ぎて結構涼しくなっていました。

宿のプランに夕飯がついてなかったので、どこかで食べるところを探さなければならないのですが、金鱗湖に続くメインストリートはみな閉まっています。
まさかここまで早いとは。予想外すぎました(´ω`)‥トホー
美味しいお蕎麦屋さんとかあったみたいで、夕飯そこで食べればいいかなんて思っていたのですが、大誤算w

駅の方まで歩いていったら、さすがに何かはあるだろう、と、次は夕飯を求めてふらふら彷徨うことになるのでした。

つづく。

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