「自信を持つ」こと。普通の人には、なかなか難しいことだったりします。
元々の性格もありますし、家庭や周囲の環境によっても、自身のある人、ない人、様々だと思います。
ですが、自信は絶対にあった方がいいです。
今回は本当にそうだな～と思ったことを、ちょっと書いていきます。
ゴルフを始めて5か月くらいが経過したmariです、こんにちは！
みなさんは自分に自信がありますか？
私は昔ながらの「欠点を直す方式」で育てられたので、自信を持てずに育ってきました。（自分の生まれ持った性格も、もちろんあります）
褒められて育った子って、自分を肯定されて育ってきたので自信を持ちやすいといいますが、私もそうだったらいいのになーとちょっと思います。
ですが今更そんなことを言っても始まらないので、自分で自信をつけるようにちょこちょこ頑張ってはいます。
さて、週末に一時間、スポーツクラブついでに、そこのゴルフレッスンに通っているのですが、いまだにヘロヘロとクラブを振り回し、時には空振り（さすがに最近はほとんどしないけど）、そして今でもゴロを飛ばすという、亀のような歩みで進歩を続けています。
今までずーーーーっと9番アイアンを振り回していて、ようやく何とか当たるようになって、7番になって、数回前からは、ユーティリティという、アイアンとドライバの中間みたいなもので打たせてもらえるようになりました。
ですのでまだ使い始めのユーティリティだと、週一のレッスンだと色々コツを忘れてたり、先週はうまく打てたのに、今週はイマイチ……だったりするわけです。
先週は後半バシバシ打てたのに、なぜかこの日は絶不調でした(；´Д｀)
『あかん……先生が見に来てしまう……』(；・∀・)
1レッスン4、5人を先生が見て回る形式なので、そろそろ私の番になりそうなのでした。
先週の最後にコツをつかんだのを何とか思い出そうとするのですが、なんかうまくいかない！
調子が上がらないまま、先生が私のところにやってきました。
お、お願いします……(；´Д｀)
とはいえ、あまりにへっポコなところは見せたくありませんから、気合を入れ、力は入れず、でもあまり考えすぎないようにして打ちました。
最初はまだイマイチのままだったのですが、途中からなんとなく打てるようになりました。
3連続できちんと当たった時に、先生が
「すごいね、3回当たってるよ」
と言いました。
「は、はい……」（このまま当たりますように～）(>_<;;
5回、7回と、まあまあうまくできて、そこで先生が、
「最初は70ヤード飛べばいいことにしているんだ。7回もそのラインを超えるなんて、mariさんはプレッシャーに強いね」
とニッコリ笑顔で言いました。
「はっ……？」(；・∀・)
プレッシャーに強いなんて、今まで生まれてこの方、一度たりとも言われたことがないセリフです。
そしてその言葉は、むしろ次に打つ時のプレッシャーになります！:(；ﾞﾟ’ωﾟ’):
落ち着け～気にしちゃダメだーと、自分に言い聞かせ、上手く打てている自分をイメージしながら、8回、9回……と、なんとか飛びました。
「次はいよいよ10回だね」
と、先生は満面の笑みで悪意のないプレッシャーをかけてきます。
ここで及び腰になったら絶対うまく打てないだろうと思った私は、
「よし、10回だ～！」
と、あえて調子に寄るような言葉を言って、ユーティリティを構えました。
集中して……10回目というプレッシャーはあまり意識しないで、それよりも先ほどから少しずつ、身体の中心をぐっと締めるような感じで打つとしっかり当たる、というコツを思い出してきていたので、
『大丈夫、それさえできれば必ず打てる！』
と心に強く言い聞かせ自信をもったまま打ったところ、10回の中でも一番いい当たりでまっすぐ飛んでいきました。
「やったー！」
私はガッツポーズ。
大げさに言えば、自信がプレッシャーに打ち勝った瞬間でもあります。
「10回目のその感じが、実際ホールを回るときに打つのと同じ感じだよ。いやー、普通はみんな10回目っていうと、みんな緊張して打てなくなっちゃうものなんだけどね。mariさんはプレッシャーに強いね」
と先生は言ってくれました。
ここで私もにっこりと「はい！」ってその言葉を受け取れれば完璧だったのですが、さすがにまだそこまでは修練が足りませんでした。(*´Д｀)
おそらくあの時、打てなかったらどうしよう……という考えを念頭に置いていたら、たぶんこんなにうまく打てなかったと思います。
できる！自分はできる、と言い聞かせて、自分を信じることができると、いい結果が出るんだなぁと、スポーツクラブからの帰り道に、ぼんやりそんなことを考えておりました。
スポーツって身体を動かすだけではなく、こういったささやかなことで自分のメンタルも鍛えられるから面白いですよね。
スポーツだけではなく、自信がなくても、自信がある振りをしなさいというけれど、それは本当に大事なことだと思います(´∀｀)
