以前武蔵御嶽神社に行った時は、奥の院まで行ってそのまま戻ってきてしまったので、御岳山の観光名所であるロックガーデンにもぜひ行ってみたいと、今回チャレンジしてきました。
梅雨で天気が悪く、天気がいまいちな中、御嶽神社へ。
日曜日だし訪れる人も多いだろうと、いつもよりは少し早起きをして出発。
天気が良くなかったこともあり、ケーブルカーの駐車場はまだ余裕がありました。
とはいえやはり前回平日に行った時より混んでいました。
周りは登山の格好をした人がほとんどです。みんな楽し気にこれから回るルートの話とかしてるようです。
家を出た時より更に天気が悪くなってます。
雨が降らないといいなぁ……。
うーん……大丈夫かな。天気持ってくれるといいんだけど。
武蔵御岳神社までは結構歩きます。
途中かなり急な坂を上ります。
鳥居の横にある手水は、コロナのせいで水が出てませんでした。
早くコロナ終息してくれないかなー。
結構な階段を上って、拝殿に到着。
手前に茅の輪がありました。
写真の右側に、小さい茅の輪がありますが、あれはワンちゃん用の茅の輪です。
ここはペットOKという珍しい神社ですが、ワンちゃんの茅の輪まで用意してあるなんて、ほっこりします。
鈴の後ろに見える御岳神社の扁額の周囲は、見事な彫刻であしらわれています。
まずは神様にご挨拶。これから登るのでよろしくお願いします。
その後拝殿の左から、摂末社のある広場へと。
入って真っ先に目に飛び込んでくるのが、この触拝所。何かいいことある!?と、触っておきました。
こちらの大口真神社はパワーがすごいので、是非ともご挨拶した方がいいと桜井識子さんの本に書いてあったので、私もご挨拶。
諸々挨拶を済ませてから、いよいよ登山スタートです。
ちなみに、帰りは左の七代の滝から戻ってきました。
「うひー……やっと着いたぁ」とバテバテになってたどり着き、この案内を見たら、七代の滝の横に小さく「急坂注意」と書かれてました……。
しばらく行くと、天狗の腰掛け杉が見えてきます。
霧に包まれてて、これはこれでいい雰囲気です。
ロックガーデンなどの散策コースなら左へ、奥の院や鍋割山経由の大岳山へ行くなら鳥居をくぐって進みます。
奥の院方面へ行く人は少なく、日曜日でもあまり人と会いませんでした。
尾根伝いを歩いたりしつつ、横を見るとこのような美しい光景が見られます。
霧が濃くなったり薄くなったりする中、ずっとこんな景色を見ながら登っていきます。
奥の院までは一時間もかからずたどり着けます。
奥の院までもう少し、というところで、ほんの少しだけ開けている場所がありました。
何か景色が見えるのかな?と、ひょいと見ててみたら……。
ずっと、緑と霧の中を歩いてきた先に見たものは。
「うわぁぁぁぁ!すごーーーーい!!!」
思わず飛び上がったほど、一面の雲海でした。
飛行機に乗った時などは、雲海を下に見ることはありますが、山でこんな近くに雲海を見るのは初めてです。
標高1,100m弱の低山なのに、まさかこんな素敵な景色を見ることができるとは。
なんだか、水を入れたドライアイスみたいだなぁ……と、しばらくこの景色に見とれていました。
御岳山の神様ありがとう!この天気だけど登って良かった!
この先少し登ると、男具那社があります。
この左から少し登ったところが奥の院です。
眺望はありませんが、この小さなお社こそ、奥の院です。
丁寧にごあいさつ。識子さん曰く、ここの山の神様はとても陽気な神様なんだそうです。
ここからは、綾広の滝に向かいます。
戻る道でもなく、鍋割山・大岳山方面でもなく、その間に細い道があるので、そこを行きます。
これがまた急な下りで、雨が続いていた後なので、ところどころぬかるんでいて、気を付けないと滑ります。
一緒に行った人は、ここで二、三回、ひっくり返ってました。
目の前にはトイレがありました。
ここからは広い道を歩きます。
ここからは歩きやすくて、楽ちんです。
しばらく行くと……。
近づいてみました。
滝の方から冷たい風が吹きつけてきて、とても涼しいです。
今は気持ちいいけど、冬は寒そう。
この滝もいいのですが、振り返った景色もなかなかです。
この滝のすぐ近くに、お浜の桂という木があります。
樹齢300年だそうで、幹もとても太かったです。背が高くて全体を撮れませんでした。
この先はロックガーデンと呼ばれるところで、川の横を歩いて行きます。
この辺りの景観がまた素晴らしく、インスタ映えするエリアです。
川の中に石があって、その上を飛び越えながら、川を渡るのが楽しいです。
川に手を入れてみたら、かなり冷たかったです。
ここは夏場に最高な場所ですね。緑もとっても綺麗です。
ロックガーデンとさよならして、川から離れて歩いて行きます。
なんだろーと思って道なりに歩いて行ったら、
ここから上れるようです。
左の鎖をつかみながら登っていきます。ここは、しっかり鎖をつかまないと危ないです。
岩の先端に天狗がいます。
下りる時も、鎖につかまらないと下りられません。
この日は岩が濡れていたので、「鎖触らないと下りられない~でも、泥で手が汚れるからあんまり触りたくない。けど、つかまないと下りられない……」と、ビビりながら下りました。
それから長い鉄の階段をだいぶ下りました。下りれば下りるほど、「え、これだけ下っていくということは、帰り道は……」と、気が遠くなり……。
到着です。
ここからだと滝は見づらいですね。
そして滝を観賞するには絶好そうなポジションの岩の上には、滝を前に瞑想にふけっている、色んな意味でタフでスピリチュアルオーラ全開な女性がいました。
滝のすぐ近くまで行くと、涼しいを通り越して寒い位の風が吹きつけてきました。行くのはちょっと大変だけど、ここもとても気持ちのいい場所です。
滝を見ながらお弁当を食べ、神社まで戻ります。
これだけ下りてきたということは、また上らないといけません。
鉄の梯子からではなく、その横の長い急坂を上っていくのですが、それがまた結構しんどかったです。
階段ってしんどい!単なる坂道の方が、自分の歩幅で登れるから楽です。
途中で何度か休憩しながらようやく神社まで戻って、無事戻ってこられたことのお礼を言ってケーブルカーを使って車まで戻ります。
その後、噂の「つるつる温泉」へ。
つるつる温泉は日の出山を下りていく人が多いので、車でも近いんだろうと思ってたら、車だとぐるっと遠回りするので30分くらいかかりました。
入口には登山客用に大きなリュックを置くスペースなどが用意されていて、リュックがたくさん置かれていました。
利用料金は3時間860円と、普通のスーパー銭湯と比べても特に安くはない値段。というか、むしろ時間制限がついてる分、割高みを感じます。
土日というだけあって、脱衣所もまあまあ混んでました。
ドライヤーの数が少ないかなー。(値段の割に)
お風呂は大きな内湯が一つと、4人入ればいっぱいになる小さな露天が二つ。
加温と循環な温泉。これだけ一杯人が入っていたら、まあそうだろうなーという感じ。
つるつる温泉というだけあって、確かにアルカリ性なのでお湯の中で肌をこすり合わせると、つるつるする。
久しぶりだな~こういう温泉。ph9.9という強いアルカリ性だけある。
でも、地元客の子供が湯船で走り回ってたり、登山帰りの客も多かったりで、イマイチ落ち着いて入れない。平日ならもう少し、静かなんだろうけど。
お湯は……悪くはないけど循環だし。
まあ、一回行けたので、満足です。
汗まみれだった身体をさっぱりできたので、気分良く帰宅。
今度は大岳山まで行ってみたいです!
ちなみにこの後、4日位筋肉痛になりました。
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